今年度都立上位校卒業するひとりの卒塾生が進路報告にきてくれました。
見事に慶応大学に合格したとのことです。振り返ってみると都立小山台高校以上に進学した卒塾生はその多くが早慶をはじめ六大学及びそれに準じる大学へ現役合格しています。
今年度の卒塾生は最もコロナ禍の影響を受けた生徒達と言えるでしょう。
中学入学と同時に学校は休校となり、その後も様々な規制を受けながらの中学校生活だったと思います。修学旅行の実施が決まった時『やっと楽しい思い出が作れる』と言っていた生徒の言葉は忘れられません。
今年もまたコロナ禍の中の一年となりました。今年の卒塾生は小学生の頃から指導を重ねた生徒もずいぶんいて、個々の成長を間近に感じられた学年でもありました。個性豊かな生徒たちの人間関係は時には危うさを感じることもありました。
中学3年生の一年間はずいぶんと辛辣な言葉でその間に入る事もありましたね。
2020年度は本当に想定外の一年となりました。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言に伴いZoomによる授業の開始、更に緊急事態宣言後もクラスの人数を制限。様々な事態の対応に追われた一年でした。
そんな落ち着かない状況の中での一年でしたが受験生は一年間よく頑張ってくれました。
今年は例年になく私立高校を第一志望にする生徒が多い年でした。これも又新型コロナウイルスと関係するところが大きいと思います。都立高校を第一志望にした生徒は推薦受験をした全員が合格という快挙を成し遂げてくれました。まさに嬉しい誤算でした。
中学受験に挑んだ受験生もそれぞれが持てうる力を最大限に発揮し志望校への合格を果たしたと思います。中学受験生を指導して今思うことは子どもたちの成長力の素晴らしさです。
《中学受験》
香蘭女学校中等科受験クラスは初めての受験者。二年以上に亘ってまさに手塩に掛けて育てた生徒の受験でした。模擬テストの結果も合格圏。きっちり仕上げて自信を持って受験に送り出したつもりでした。しかし、結果は残念なものになってしまいました。正直、私達のほうが生徒より落ち込んでしまったかもしれません。今思えば三年前にこのクラスを立ち上げてから、香蘭女学校中等科の偏差値も競争倍率もうなぎのぼりに上がっていきました。
日曜日から一週間塾もお休みです!!
塾を始めてかれこれ35年近くになりますが、専任の先生を含め一週間連続でのお休みは初めてです。
今日は15年以上前の卒塾生と再会。彼女達のリクエストにこたえ牛尾先生も駆けつけてくれました。
年明けから瞬く間に時間は過ぎ、もうすぐ新学年を迎えます。
今日は今年度高校を卒業した卒塾生が集まってくれました。
屈託ない笑顔の卒塾生ですが、それぞれがきっと様々に悩みや苦しみを
乗り越えてきたのだと思います。大人の階段を上り始めた事がはっきりと感じられて『よく頑張ったね!』と本当は一人一人抱きしめたいくらいでした(笑)